「今、デザイナーではない人」に、デザインを伝える。デザイントーク・ワークショップ「裏! デザイナーになる。」開催風景です。

2015年11月11日(水)に行った、永井弘人(アトオシ)による、デザイントーク・ワークショップ「裏! デザイナーになる。 〜 へぇー! こうやって、デザインってつくられてんだ。 〜」の開催風景です。私が行う、「日常とデザインを拡げる活動」の1つです。「今、デザイナーではない方」に向けて、デザイン思考を伝えるお話しをさせていただきました。

 

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デザインは、「既にデザイナーである人」だけのためにあるわけではありません。本当に、デザインの良い循環を生み出すには。技術面だけでなく、何を大切にして、どういう姿勢でデザインをつくっているか。そういうメッセージを、「今、デザイナーではない人」にもわかりやすく、親しみやすく、楽しく伝える必要がある。そのように考え、本イベントを開催しました。

本イベントは、「01. そもそも、デザインって何?」「02. デザインを体感する。」「03. デザイン構築の雑学をきく。」の三部構成にて行いました。第一部の「そもそも、デザインって何?」では、「デザインって? / デザインの効果って? / 事例からみる、デザインフロー・考え方」を、事例と共にお話ししました。

 

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第二部「デザインを体感する。」は、デザインワークショップです。グループに分かれ、世の中で使われているロゴを例に、デザインがもたらす印象を “意識して” 見ていただきました。そして、ディスカッション。

そのデザインから、どんな印象を感じるか?

・ かわいい!
・ カッコイイ!

なんで、そんな印象を感じるか?
・ かわいい印象を感じる! → なんで? → 丸みを帯びていて、若い女性が好みそうなピンク色だから!
・ カッコイイ印象を感じる! → なんで? → 角が立っていて、太く、無骨。男性のような重みのある黒色だから!

どう人に感じさせたいか? という、自分が立てたデザインの目的を達成させる。そのためにも、印象を意識することは、自分がデザイン表現をする上でとても大切ですね。

 

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ディスカッションの後は、ワークショップ。実際にデザイン制作を行っていただきました。内容は、「日頃、お世話になっている人の名前ロゴ」をつくる。

名前ロゴをつくるフロー
・ 対象の人を決める → 対象の人の特長を書き出す → 書き出した特長を、“一つの言葉” にまとめる

この “一つの言葉” こそ、“デザインコンセプト” です。映画でいうタイトル、運動会でいうスローガン、みたいなものでしょうか。自分が形にしたデザインを、見た人に「こう」感じてもらいたい。の、「こう」の部分。“デザインコンセプト” を手描きラフにて、形にしていくわけですが、自分の頭にある、情報ストックだけから形にするのもちょっと厳しい。そこで、デザイン資料の登場です。

・ 資料を見ながら、デザインコンセプトと重なる表現を確認する → 参考にしつつ、ラフを描く → 複数描く中から、最もデザインコンセプトに近い! と感じるラフにチェック!

 

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「デザイナーではない人たち」が、デザインを理解・体感するために、熱心に描いた名前ロゴの数々。今度は、「なんで、このような名前ロゴになったか」、その理由を自身の口から説明してもらいました。「説明して、伝える」ことも、大事なデザインです。デザインのゴールは、人に伝わること。つくって終わり、じゃないのが、デザインのやりがいでもあり、面白いとこなんです。

 

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第三部は、「デザイン構築の雑学をきく。」……仕事ってどこからくるの? 振り幅のある発想はどこからくるの? といった、日頃デザイナーに対して、みなさんが気になっている質問に答えました。当たり前の日常シーンこそ、デザインにすっごい生きてきます! そんな話をしました。

ラストは、前記事でも紹介した、「著書 デザイン入門書「デザイナーになる。」(MdN)書籍テーマソング」のライブ! 作曲した箱守さん本人に、サプライズで歌っていただきました! みなさん、いろんな意味でビックリしていました。笑

開催するにあたり、会場準備をはじめ、多くのご協力をいただいた、渡辺順也さん、ユンさん、飯田航生さん、ビビアンさん、イノベーター・ジャパンの皆様。歌っていただいた箱守啓介さん、撮影していただいた服部恵介さん。本当にありがとうございました!

 

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「日常とデザインを拡げる活動」としての本イベント。「デザイナーではない人たち」から、「意識すると、なんだか、(明朝体よりも)ゴシック体の方が親しみを感じるよね」という言葉が出てくるシーン。とても感動的でした。細かなデザイン表現のすべてに理由があり、意味がある。微力ながらも、「デザイナーではない人たち」に、そういったことを伝えられたのではないでしょうか。

今後も各プロジェクトを真摯に進め、形づくり、執筆・トークショーを中心に、「日常とデザインを拡げる活動」を続けていきます。デザインの役割が多くの人たちに伝わり、より豊かな生活を送れることを願って。今後とも何卒、よろしくお願いいたします。

ディレクター / グラフィックデザイナー
永井弘人

 

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