長野県大町市の写真館「イソガイスタジオ」様のロゴマーク制作・グラフィックツール制作をいたしました。

長野県大町市の写真館「イソガイスタジオ」様のロゴマーク、そして、名刺・DM・紹介カードといった、グラフィックツール一式をデザインさせていただきました。大町市は長野県の左上に位置し、高くそびえる北アルプス、連なる山々に囲まれた自然豊かな場所です。

イソガイスタジオ様のロゴマークは、「感動のロケーション」というコンセプトで制作しました。

ここでいう “ロケーション” は、広大な景色のみならず、撮影される方々1人1人にとって、素敵なシーンを見渡せる場を意味します。中央に2つ重なる “o”。optimal(最良の)・occasion(時)を過ごせるスタジオ。感動の原石、一生ものの写真を撮る姿勢をフォルムに表しました。山脈に見立てた “イソガイ” の文字。信州で一番愛される場となるよう、親しみとオリジナリティを重ねたタイプです。

 
 

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1895年から続く、「イソガイスタジオ」。東京で実績を積んだ後、長野県で家業を継ぐことに決めたフォトグラファー磯貝敏之さん。スタイリストの磯貝麗奈さんとともに、ロゴマークデザイン、ブランディングのご相談をいただきました。デザイン依頼に至った経緯、デザインを取り入れた後の感想などを御二人に伺いました。

 

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― なぜ、デザインを取り入れてみようと思ったのでしょうか?

2015年のはじめ、写真館の家業を継ぐ、独立のタイミングで、活動の場を東京から長野に移す予定でした。

そこで一度、スタジオのロゴを知人に依頼し、つくっていただきました。しかし、どうもイマイチでした……。腑に落ちないというのは感じるのですが、じゃあ、どうしたら納得いくか、というのもわからない。形にしてみてわかったんですが、ロゴの中身は、形にする前の「コンセプトが重要」だと気づいたんです。

ちょうど悩んでいた時、代官山焼肉 kintan さんで二人で食事をしまして、そこで見たロゴやショップカードに感動しました。楽しさを感じる遊びがあるし、しっかりと記憶にも残る。そのデザイン事例から、永井弘人(アトオシ)さんを調べました。コンセプトの見直しも含めて、まずはご相談させていただきました。

 

― 実際にデザインを依頼、ロゴ提案を見てどのように感じましたか?

初回のヒアリングから、話しを聞いていただく姿勢に安心しました。漠然とした私たちとの会話から、“信州で一番愛される写真スタジオ” “価値の大きくなる写真” という、イソガイスタジオとしての想い、また、“おしゃれ・上品・洗練・技術・感動” という、ロゴを形づくるキーワードをうまく抽出していただいたと感じました。

「想いとキーワードを形にすると、こういうロゴ提案になります」と、丁寧に説明いただいたことに、なるほど! と思いました。また、検証も含め、複数見せていただいたことで、本当に必要なロゴはどれだろう? と、私たちも比較・検討がしやすかったです。同時に、「あの漠然とした言い方でよく伝わったな……」とも感じました。笑

 
 

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― 制作したデザインに対する、周囲の方々の反応はいかがでしょうか?

お客さまやフォトグラファー仲間からも評判がとてもいいです。また、「デザインを見せながら、自分たちのコンセプトを伝える」ことができることに新たな価値を感じています。色々な方にお話しながら、コンセプトに沿って、自分たちのスタジオを育んでいく。今後もよりそうしていきたい、と思っています。

また、爽やかなブルーのロゴカラーをもとに、スタジオ内の小物をブルーにアレンジしたりしています。来られるお客さまに向けて、ロゴやデザインツールから派生した、スタジオ全体の雰囲気づくりも意識するようになりました。今日(インタビュー当日)、私たちの服装もロゴカラーに合わせたんですよ!(たしかに!)

 

― 御二人にとって、写真とはなんでしょうか?

美、美しさ。 磯貝敏之さん
人生を残す手段。 磯貝麗奈さん

撮る側。撮られる側。
毎日を過ごす中、美しさや人生を切り取ることができるシーンだと考えています。

 

― それでは、御二人にとって、デザインとはなんでしょうか?

愛。 磯貝敏之さん
想いを伝える手段。 磯貝麗奈さん

少し大げさかもしれませんが、つくっていただいたロゴやデザインツールを通して、
より多くの方に、愛や想いが広がっていくものだと感じています。

 

― どのような方に、イソガイスタジオに来てほしいですか?

私たちのWebサイト、イソガイスタジオについてを読んで、共感してもらえた人にぜひ来ていただきたいです。写真ができあがる、スタジオまでの行き来も含めて、すべてを楽しんで欲しい。ロケーションを満喫して欲しい。一生ものの写真をその時の記憶と共に残して欲しい。イソガイスタジオは、自分のための原石を残す場所だと考えています。(紹介カードは、原石の形に型抜きしました)

 
 

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― 最後に、デザインで悩んでいる方、デザイン依頼を考えている人へ、メッセージをお願いします。

私たちのように、そもそも、何から始めていいかわからない人。いいデザインをつくりたいけど、自分たちでどうすることもできなくなった人。そういった方は一度、まず相談してみるいいと思います。ロゴの制作前、一番はじめに、コンセプトや想いを含めた会話ができたことが、とても大きかったですよ。

 

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インタビューの中、フォトグラファーのこだわりとして、「背景、雰囲気、空気感。接している中で気づく、提案と感覚。」という言葉をいただきました。これはまさに、デザインをつくりあげる中、私自身も大切にしていることです。真面目なヒアリングのみならず、クライアントの方と何気ない雑談や会話をする。このことが、デザインの重要なヒントになると、最近より感じています。

人と人が接している中で気づく感覚。これからも、大切にしていきます。
磯貝敏之さん、麗奈さん、ありがとうございました!

ディレクター / グラフィックデザイナー
永井弘人

 

◎ 長野県大町市の写真館「イソガイスタジオ」様、オフィシャルWebサイトはこちらです。
◎ 長野県大町市の写真館「イソガイスタジオ」様、作品紹介ページは こちら です。

 

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